刻雲録

言霊の幸う国で、言葉が見せる風景を感じる

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

雨に濡れる君にみとれる ネオンライトの明かりの傘に 憩う誠の素直さよ

迷走の果てに待ち受ける責任

齢30というのは想像よりも身にのしかかってくる。 何がこれほど重みを加えているのか、という問いに対し「責任」という答えを導き出すのに時間は必要なかった。私は30年間の人生に対して責任をとらなければならない。これが20代なら「まだまだこれからだ」と…

性暴力を扱う番組から考えることーー消費するばかりの物語について、末広がる教育について

今までなかなか表沙汰になりにくかった災害時における性暴力の実体。 阪神淡路大震災時も被害はあったが、まだまだ自己責任論が根強く、ゆえに相談相手もおらず、さらには世論が女性軽視をまだまだ問題扱いする段階ではなかった。 それでよく先進国だの日本…

どうやって生きるかわからなければ、どうやって死ぬかを考える

自殺を考えてしまう人は、周りの大人たちがよく言うような「甘い人間」などではない。 強くはないかもしれないが、自分に対して「厳しい人間」なのである。自身の状況を社会的な視点から洞察し、 且つ社会の中で自己を確立しようと努力する。 だがそれが叶わ…